山流しの地のリーマン日記

山流しの地でリーマンやって、はや10年。この10年で起きたことの回想と、今起きていることを綴っていきます。仕事に限らず、日常に考えたことなんかも。この地は治外法権ですよ。告発、賠償請求したくても、証拠不十分なこともあります。

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4社目 世界シェアNO.1企業の資材担当

3社目で書いた、乖離性障害の症状が治まらず、とりあえず病院へ行き“とにかく働けるようにしてくれ”ということでレキソタンを出してもらう。職安行ってもろくな仕事なんかなく、県内の大手企業は派遣ばかり。“下手な県内中小企業で働くなら、派遣でこういうところで働いたほうがまだましかな”ということで、3社目の紹介予定派遣を紹介してくれた派遣会社より、この会社に派遣されることに。うまくすれば社員でもぐりこめるかもしれないし、実際そういう例もあったらしいので。派遣会社からも”双方の同意があれば全く問題ないですよ。”とのことでいわれていました。

それで、この派遣先で面接。“主業務は資財の選別や修正。場合によっては、エクセルによるデータ入力なんかをしてもらうことも。”とのこと。派遣会社の営業からは、“エクセルによるデータ入力と資財の選別なんかの現場仕事、半分半分くらい。”といわれてたので微妙にニュアンスが違っています。さほど問題がなかったので私はスルーしましたが。ちなみに私と派遣会社の契約書には業務内容が”エクセルによるデータ入力”となっていました。こんなかんじなので、働いていくうちに”何かウラがある”と感じるようになります。その当時の私は労基法なんかにはある程度知識を持っていたのですが労働者派遣法については、全く知識がありませんでした。労働者派遣法の知識を身につけるにつれて、そのウラが見えだします。ちなみにこの面接も、“派遣先企業の選別、採用活動にあたる”と厚生労働省が通達を出しております。後にこの派遣先、派遣元とも私は揉めるわけですが、別に私はこの面接において、なんらかの不利益な取扱いを受けたわけではありませんので、書面にて当局に”面接があった”旨は伝えましたが、それでどうのこうのは言いませんでした。

実際仕事をはじめると、業務内容はエクセルによるデータ入力なんてものはほとんどなく、資財の選別・修正ばかりです。あとは自分が選別・修正したものを原因なんかを添えて報告する、不適合報告書の作成なんかの簡単な事務仕事でした。それはそれで、ノギスやマイクロ、フレ検査機といった今まで触れたこともないものにふれ覚えられるしリューダー、グラインダー、サンダー、ショットブラストといったものも使えるようになったし、大変といえば大変でしたが、それほど苦痛ではありませんでした。むしろ自分が100分の1ミリ単位で修正したものがパーツとして生き返るのであり、グラインダーで綺麗に歪曲を出したものがそのまま商品になるので、むしろ場合によってはやりがいすら感じていました。嫌なこともありましたね。この会社は、体操・朝礼の時間は賃金未発生です。当然派遣も時給未発生。別に5分や10分くらい参加するだけなら構わないのですが、朝礼の際のスピーチまでやらされます。その内容がS部長代理が気に入らないと、あとで呼び出されます。眠かったり腰が痛かったりで、体操をてきとうにやっていても後で呼び出されます。賃金未発生のつきあいで出ている場でです。ちなみに必要な着替えの時間、朝礼、体操の時間は勤務時間とする判例がでております。社員の人達は労働組合との兼ね合い云々あるのかもしれませんがこっちは派遣です。”出て頂いて有難うございます”といわれる筋合いはあっても、呼び出されてぐたぐたゴタク並べられる筋合いなんざありません。まぁ、こういった不満はありましたが、社員の方はいい方が多かったですね。この辺では、おそらくトップの会社です。休憩中なんかに社員の方とお話していると、いろんな分野のプロフェッショナルの方がいて良い刺激になりましたね。私も珍しくこの会社の方には気心を許している方が多く、“前いたところは社員採用が前提だったけど、結婚を考えていた女の元オトコが不倫で、そのオトコが女房子供捨てて追いかけてきやがって、私も仕事すっぽかしてその女追いかけちゃったりしたもんだから、クビになっちゃいました。”とか笑ってしゃべっていました。

この会社では派遣は6ヶ月で2期働きました。なぜ2期働いたかというと、もちろん私的事情もありましたが、契約書と実業務の違いのウラが法的論拠を持って理解できたからです。”エクセルによるデータ入力”としておくと、24業務に該当し無期限での派遣が可能です。これは派遣元にとっても派遣先にとっても都合がいい。逆にエクセルによるデータ入力と他の仕事を併用させると、複合業務に該当し派遣先に1年で雇用申し入れ義務が発生します。私はこの会社でパソコンに触れることはたまにありましたが、エクセルによるデータ入力はしておりませんでした。ですが私の前任者(派遣です。)の業務日報が残っており、その日報には半年分以上の業務内容が書かれており、中には当然エクセルを使ったものがあります。この前任者から私が派遣されるまでに、3ヶ月のクーリングオフ期間は取られておりません。半年満了の段階で既に、派遣先に雇用申し入れ義務が発生しているものと思われましたが、もう半年まわすことでさらにゆるぎないものとし、しかるべき措置を講じようと考えたのです。実際に社員になれば年間賞与は7ヶ月です。この地ではそうはありえない厚待遇です。“いつまでもピンハネ奴隷なんざやってられねぇぜ。”と虎視眈々となりました。それで2期目に行動をおこします。まず県内の全労連系労働組合へ。ただここの組合は労働基準法関係は詳しいようですが、その当時はあまり労働者派遣法については詳しくなかった模様。書記さんからは、”ここは東京と違うから、あまり派手にやるなよ。”みたいなことを言われた記憶があります。この組合に相談して、ちょっとしてから、社内での感じが変わってきます。なんかいろんな方が挨拶してくれたり声をかけてくれたりします。”相談した書面には相談に留める旨を書いたけど、ひょっとして非公式に、相談した労働組合が動いたか…?”と思いました。派遣先の部署のT部長なんかもよく話かけてくれました。私は環境の変化に敏感です。”ひょっとして自意識過剰になってるんやろか…?”とか今までこの地でろくな目にあっていないので“このまま派遣期間満了までこんなかんじでうやむやにされるんかな…やっぱり企業だから性善説的な考えはつうじないんじゃ…”とか、いろんな考えが巡って情緒不安定になってました。そんなときにこの会社の労働組合の幹部の”もうあいつ社員になった気でいるぜ”といった話をしているのが耳に入ってきます。私は非常に神経がとがっていましたので、労働者派遣法のプロパー、Tユニオンに相談します。以前、全労連系の組合に相談したときより、神経がとがっていた私は、持ちうる法知識を総動員し、よりサンディカルな内容で相談していました。巨大な組織を相手に描きだした絵を完成させたかった。全てを無駄にするわけにはいかなかった。ですがこれは無駄弾でした。T部長他、私を正規採用する方向で動いてくれていたのです。Tユニオンに相談したことで会社側は態度を変えました。それは現場の社員さんなんかの言動でわかりました。私からすれば、よくわからない状況から、その耳に入った組合幹部のざれごとに触発されたものです。どんな形であれ通達を受けていればこんな面倒なことはしなかった。これで私は危険分子と認定された模様です。T部長の態度なんかからもわかりました。私は悲しかったですが、描きかけた絵を放棄するわけにはいきません。悲しい3発目の弾を撃ちます。県労働局に対して”厚生労働大臣による行政指導ならび、従わなかった際に雇用勧告を発すること”を求めました。これに対する県労働局の対応は非常にお粗末でした。”労働者派遣法に基づいた雇用勧告”ということで持ち込んでいるのに、最初にでた相談員は私に、個別労働関係紛争解決促進法と混同して説明する始末。個別労働関係紛争解決促進法は労働組合に所属していると使えませんが、労働者派遣法については労働組合は関係ありません。むしろ労働組合が労働者に代わって申請することも多いはずです。私はどこの労働組合にも属しておりませんでしたので、このとんちんかんな相談員のほうはどうにかなり、私の用意した申請書は受理されました。別の相談員が担当者となりましたが話をしていると“ここは企業に 誘致してきてもらっているところ”という 本音が丸見えで乗り気ではなかったですね。私の用意した証拠書類(私の前任者から今までにいたる業務日報)を、査察の際に見るからいいと 受け取りを拒否し、査察の際には社内を見回るのみで、その証拠書類を見もせず 契約満了直前に、一般業務に該当し雇用勧告には該当しないと 通達してきて、うやむやにされ終了。日報を精査すればわかることなのですが…。これは派遣先の主張そのままです。しかも完全に後付けです。実際総務人事担当者の嫁が、同じ部署にいたのですが、私が全労連系のユニオンに相談するまでその総務担当者はそこまでわかっておらず、私がその全労連系のユニオンに相談した書面を見て初めて知った様子でした。この嫁が他の女性社員と話をしていたのが私の耳まで届いていたので知っているのですが。この案件については、他にもいくつか労働局に対して憤慨したことがあります。ただ警察なら公安委員会監察室がありますが、労働局についてはわかりませんのでどうにもできませんでした。

この会社には今でもかなり未練があります。あの時あんな言葉がきこえなければ、私は無駄弾など撃たずにすみ、ひょっとしたらこの会社で落ち着いていたのかもしれません。ところどころ治外法権でしたが、それは制度を単純化するためで、利益の分配構造としてはとても長けた会社でした。本当に時間を巻き戻して、またあの頃のようにしゃべりたいよとたまに思いますよ。


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エクセルの便利な「小技」「裏技」「ショートカット」w 2009-01-19 (Mon) 17:42


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